年金の種類

年金制度をしっかり理解をせず、何となく損だという「世間の雰囲気」に流されていませんか。年金制度を正しく理解して将来に備えましょう

あなたが加入している年金は

年金は、20歳〜60歳の間、学生、社会人問わず、日本国民全ての人が加入することとなっている制度です。年金はすべての人が加入しなくてはならないものですが、就いている職などによって、いくつかの種類に分けられます。年金の種類には、国民年金、厚生年金、共済年金があります。

国民年金は、学生など就職していない人や、自営業者が加入するものとして知られているものかもしれません。国民年金に加入するのは、他にも、漁業に従事している人や、農林業者なども挙げられます。

厚生年金は、主に会社に就職した人が加入する年金です。手続きなどは会社側で行い、支払いも、会社が本人の給与から、毎月天引きして行ってくれる形式となっています。年金支払い義務のある扶養者がいる場合、扶養に入っている人の厚生年金分も、被扶養者の給与から差し引かれることになります。しかし、扶養者の収入が130万円を超えた場合、個々に厚生年金に加入し、別途支払いを行わなくてはなりません。

厚生年金とは違い、学生や自営業者などが加入する国民年金の加入や支払いの手続きは、自分で行わなくてはなりません。国民年金で納めるのは月に約1万4千円となっています。年金は義務ですので、該当者はきちんと手続きを行う必要があります。

共済年金は、共済組合に加入している人が入る年金となっています。共済組合に入るのは、主に公務員や、私立学校の職員などとなっています。

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